すでにお手元に届いていた方もいらっしゃると思いますが、「広報 戸田市」の1月1日号がスゴいです。
スマホをかざすと、紙面から映像が飛び出してくる「AR(Augmented Reality:拡張現実)」機能が初めて導入されました。
上掲画像は私のスマホ画面をキャプチャしたものですが、まさに未来の世界です。
今後このAR機能は、紙媒体の情報を補足するものとして、様々な活用が期待できると思います。
そして、今号の特集記事は、「わたしたち、戸田ライフ楽しんでます♪」というもので、これも新しい取り組みです。
現在、戸田市は埼玉県内で平均年齢が一番低いまちですが、今後の急速な高齢化による人口減と財政難が課題となっています。
その原因の一つが若い世代の転出であり、その対策として戸田市は「若い世代の定住者を増やす」ことを第一に掲げています。(※以下のリンク参照)
今回の特集記事では、戸田市での定住を決めた若い世代の生の声を取り上げることで、現時点で戸田市に住んでいる若い世代に対して「戸田市での定住」を促しています。
一方で、戸田市外の若い世代に向けて「戸田市への転入」を促す試みも必要ですが、こちらに関しては、私が昨年の6月議会で提案した「子育てアピール看板の設置」が予定されています。
若い世代の人口が維持されずして、まちは持続しません。
若い世代に真に必要とされる子育て支援事業の充実はもちろん、それとセットで、市内や市外へのアピールも戦略的に行うことが、既に始まっている“都市間競争”で抜け出すための、考えられる最も有効な方法の一つです。
【参考】
◎4人に1人が転出意向 埼玉県が7市町住民意識調査 トップは戸田(産経ニュース)
◎戸田市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る人口ビジョン(戸田市公式サイト)
◎2016年 広報戸田市(戸田市公式サイト)
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